ガラス作家の野田朗子さんの個展での演奏を終えて。@高台寺・圓徳院
圓徳院さんで行われているガラス作家:野田朗子さんの個展(5/26-6/27)中に開催されたギャラリートークとインド古典音楽の演奏会に参加させて頂きました。
野田さんは2013年に日本現代工芸大賞を受賞、その他数々の賞を得、2016年11月にはミラノ展示CAM2016にも選ばれ展示されてきた本当に素晴らしい芸術家さんです。
僕とtiko*ちゃんにとっては大変光栄な事。
まず、写真を並べて見たんですが、上の2つは「蓮」をテーマにした作品。
下の2つは「月」をテーマにしたものだそうです。
これガラスなんです。
信じられますか。。。
「どういうふうに作るんだろう?」
「何故、蓮や月なんだろう?」
「何故、ガラスなんだろう?」
そんなことを思いながら、当日を迎えたわけですが、ご本人によるギャラリートークではそういった制作への想いや素朴な疑問がお話によって解き明かされて、学びが多くとても楽しい時間となりました。
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5月28日のギャラリートークは、野田朗子さん×前﨑信也さん(美術史家・京都女子大学准教授)!
前崎先生とのお話により、野田さんのガラス作品の精密さ、繊細さ、工程の多さなど、制作への大変な苦労と美的ポイントなどをたくさん知ることができました!
僕たちの演奏はラーガ:チャルケシという渋い中にも光のあるような印象の演目と、ハンスドワニというとても明るい印象の5音階のラーガの演奏となりました。
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6月10日のギャラリートークは野田朗子さん×上野智男さん(NHK大阪放送局制作部チーフディレクター)でした!
実は野田さんとのご縁を頂けたのも、上野さんの邸宅での今年の新年会にAricoさんのご紹介であがらせて頂いたことがきっかけでした。
そして、気づいたらその新年会にいた上野さん&野田さんのお仲間さんが、会場の半分ほどを埋めていました。笑
トークは「蓮」「月」について深く広い洞察で上野さんが話を膨らませ、野田さんの作品への元来の想いを知ることができました。
また、話はインド哲学や仏教など様々な分野にまで及び、僕自身も大変勉強になりました。
僕たちの演目は「蓮」のような優美な印象のラーガ:ゴーラクカルヤンと、芸術や水の神様である女神さまのお名前でもあるラーガ:サラスワティを演奏させて頂きました。
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さて、シリーズ2回となるギャラリートークは終了しましたが、圓徳院さんでの野田さんの個展は続きます。
6月27日までは同じ個展が開催中ですので、是非、野田さんの素晴らしい作品を見に行ってみてくださいね!詳細はこちら
そして、この個展開催にぎりぎり間に合ったという野田さんの過去の作品集!
これが、また美しいんです!僕も買っちゃいました!
というのも¥2300なんですよ。。。(値段、つけ間違ったのかな。。笑)
是非、お目にかかったら手に取って見てみてくださいね!
野田さんの展示は今年も続くそうです。詳しくは野田さんの公式WebSiteへ!
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【gumiのLIVE予定】
7/23(日) Heart Gathering*@京都 SEN
詳細はこちら
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8/6(日) TALKS with Shree @京都 浮島ガーデン2F
音楽に限らず自分が敬愛するアーティストを迎えてLiveやアートを行なっていただき、インタビュートークを通してその人の内面的な魅力に迫るTalksというイベントをスタートする事になりました。
自分の未熟さゆえに、どこまでゲストの方の魅力を引き出せるか分からないですが、精一杯頑張りつつ、楽しんでいきたいと思います。応援よろしくお願い致します!
第一回目はインド古典音楽の中でも奥の細道と言われるドゥルパッド様式の声楽家Shreeさんをお迎えします。
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TALKS。
普段はライブで音にのみ触れてきたアーティストの内面に触れ、さらにその音に触れていくイベント。
今回のTALKSでは、インド古典音楽の奥の細道、ナーダヨガと言われるドゥルパドを学び表現を続けるシュリー氏をお招きし、インタビュートークを通じて、その音楽性と精神性の深さ、またシュリー氏自身の魅力に迫ります。
また、演奏演目はShree氏とバーンスリー奏者のgumiによる、瞑想的な即興独奏パート(アーラープ)をそれぞれお楽しみ頂きます。
詳細はこちら