「むしろありがたい。」
最近、僕の中でプチテーマの言葉「むしろありがたい。」
この言葉は僕がよくお世話になるあるタブラ奏者の方の口癖のようなものなんだけれど、僕がこの人に対して遅刻したり、失礼があったり、失敗があった時など、ほぼどんな状況でも「いえいえ~、むしろありがたいですから~」と救いの言葉をかけてくださる。
で、その後に続く言葉も、例えば、遅刻に対しての返しも「自分も遅れそうだったんで、むしろありがたいんです~。」とか。
失敗なども「むしろこれを機会に~~~~ありがたいですー。」などなど
僕はこうやって、このちょっとふっくらしたタブラ奏者の方に何度も救われ続けているのですが、自分でも感化され実行してみたいなと思い最近、無理矢理でも真似してみています。
言われた方はめっちゃ救われますし、最初、その出来事に「えっ!」とか「なんで!」とムッとしたりすることがあっても(いつもの習性で)、無理にでもまず言ってみる。
「むしろありがたいです!」と。
で、言ってみると実際スッキリするし、そこからでもありがたい理由を探してみると、本当に有難いかも、、、、と、相手の遅刻なら時間の有効活用ができる事が多いし、自分にとっての不都合と感じることも、新たな気づきや学びのきっかけとなることが多いです。
で、僕なんかはやっぱり「むしろありがたい。」の言葉を発するまでに、考えが生じたり、有難い理由を探したりと、まだこういうところから始めているのですが、この京都の山科区に実家を持つ福耳の持ち主のタブラ奏者の方は、そういう凡人さがみじんも感じなくて、、、、
多分、この人にとって全部、普通にしてはるだけなんでしょうけど。
「むしろありがたい。」って一日何回言うんでしょうか。
でも、そういう人は全部の瞬間がありがたくて、そうやって人生すべてがずっとありがたいだろうなあ。と思います。
感謝と慈愛に満ちつつ、とても自然体でいらっしゃるこのちょっとガネーシャ神に似たタブラ奏者さんにはモーストリスペクトです。
そしていつもありがとうございます。
皆さんもいかがでしょう。
「むしろありがたい。」
不都合に対して、まずはそう言い放ってみてから、まだそこに不都合が居座り続けるかどうか。
むしろありがたいです。
むしろありがたかったんです。
Love & Bliss